やすらぎ加賀教室の1年間
ゆっくりできます!
やすらぎ加賀教室は今年度ここ加賀聖城高校に移転しましたが、以前のような広いスペースが無く、リラックスできる場がありませんでした。そこで、先月学習室にソファを購入しました。一個ずつ外せるタイプなのでレイアウトも変えられます。それに、何といっても「ゴロっと横になることもできる」タイプのものです。
通ってくる皆さんにくつろいでいただけると思いますので、どうぞご利用下さい。
第3回事例検討会が行われました
11月30日(金)15:30より、加賀市教育総合支援センター(のぞみ教室)2Fにおいて、講師に金沢大学の原田克巳准教授、県教員総合研修センター教育相談課の高野真一指導主事を迎え、市内各学校や関係諸機関から16名の参加を頂き開催されました。今回もPCAGIP法で進め、学校現場だけでなく、家庭支援や専門機関からの視点など多様な意見やアドバイスが得られた貴重な会となりました。
事例は、中学1年男子生徒が夏休み前から文具などに悪戯されていじめを受けていると訴えて来るが、色々調べてみても客観的に他の生徒が行っているという様子が全く見られず、また、本人に状況を聞いていると矛盾する点も多いことから、自作自演ではないかとも考えられる、という内容です。質問の中で父との関係、担任との関係、学校内の連携などについて様々な点が再認識されてゆき、支援のアドバイスが沢山出されました。
・安全安心な場が必要。クラス全体への指導を行い、安心感のあるつながりを作りだすとよい。意図的に指導していくことも必要だと思う。
・家でも学校でも本心が出せないのかも知れない。でも家でも学校でも頑張っているのを誰かに認めて欲しいと思っているのかも知れない。担任との関係は良くないとのことなので、SCや関係のあまりない教員が関わり、心の中を探りつつ心をほぐしてあげるとよい。
・担任の主観がクラスにも教員間にも強く影響しているのが気にかかる。部活顧問や学年主任など、彼を認めてくれる関係を持てる人に協力を頼むとよい。
・いじめの被害に遭わないような手立てを施す。例えば教室移動の際に、本人の荷物を預かるなど。被害に遭わないし、先生は自分のことを構ってくれていると思えるはず。
提供者からは、「生徒が承認感を持てる環境を作ることが大切と考えられるので、他の生徒との安心感のある学級経営という点でも、頂いたアドバイスを担任に伝えていきたい。」「カウンセリングを勧めたが、“なぜ自分が!”と言うので“少し体調が悪いそうだから、そのことを心配している”ということでSCへつなげたい」との感想がありました。
最後に高野指導主事からは、「先生が困っている子」は、『実は本人が最も困っている』。いじめの事象だけを見るのではなく、生徒本人の話をよく聞いてから対策を考え、それを保護者にきちんと伝えて、一緒に考えてゆく姿勢を示すのが大切。保護者の期待感をいったん受け止めた後に、これからどうしたらよいか一緒に考えてやって行きたいと伝えるとよい、との講評を頂きました。
随分と寒くなってきましたね
元の株はとっくに片付けてしまいましたが、このトマトは元の株から挿し木したものです。まだまだ実が沢山なっていますが、寒いので実は取って株は片付けました。
青い実もナイロン袋に入れて数日経つと、赤く熟して甘くなります!
落花生は掘ったあとすぐに塩ゆでして皆で食べました。
暖かくて柔らかいピーナッツもおいしいです。
サツマイモは定番の「紅あずま」と、ねっとりした甘さで人気の新品種「紅はるか」を栽培しました。どちらも未だ試食していませんが、楽しみです。
8月に苗採りをしたイチゴを、畑に定植しました。
通室している生徒は、毎回学習に熱心に取り組んでいます。
一緒にサツマイモでお菓子作りしたいです!!
加州大聖寺藩参勤交代ウォーク練習歩行会
やすらぎ加賀教室では、いつもお世話になっている金沢大学の原田先生の研究室にもご協力をお願いして、9月3日の練習歩行会に、大学の学生さん達にも参加して頂きました。もちろん、来年夏の本番にも大勢の参加を期待しています。
出発の前に聖城高校の生徒と一緒に記念撮影をしました。この後、金沢市四高記念公園から松任まで、皆さんでタスキをつないで歩きました。
第2回事例検討会が行われました
今年度第2回の検討会は、9月14日(金)15:30~16:50 加賀市教育総合支援センターにおいて、講師にファミリーステーションいなみえん心理主任の浅田伸史さんを迎え、加賀市内の小・中・高・特別支援学校、関係諸機関等から20名の参加をいただき開催されました。
まず自己紹介や簡単な情報交換を行い、その後PCAGIP法による事例検討を行いました。PCAGIP法が初めての方もすぐに慣れ、運営もスムーズに進めることができました。参加された皆さんも積極的で、活発な検討会になりました。
今回は高校1年生の男子生徒で、学校には休まずに登校できているが授業になかなか出れず、保健室で過ごすことが多くなり、このままでは進級が危ぶまれるという事例でした。
授業に出ると頭痛や発汗が起こりいつもしんどいと訴えます。集団の中で疎外感があり自分から話せない、今の状況から将来を描くことができないとも訴えています。家庭でも気が休まらず部屋に閉じこもってしまう、高圧的な父や兄とは会わないようにし、母親や姉とは仲が良いとのことでした。彼の状況について、質問とその回答を聞きながら、皆さん多くのアイデアに気づくことができた様です。
支援のアイデアについては、
・自分の状況を把握できているのは強みであるから、服薬や出欠のコントロールをやってゆく。
・家族、特に父や兄に本人の状況を理解してもらう必要がある。
・自己肯定感や有用感を高めるため、学校での頑張りや友人との関わり、教師からの評価など、今出来ていることを認めてあげることが必要。
・家の近くで、気の合う姉とアパートで二人暮らしをすると良い。
・生活リズムの改善のために動物を飼ったり、体調日記をつけると良い。
最後に浅田先生からは、自身が評価されることへの理解を深めること、体験の言語化に取り組ませることや、実現可能性の少ないことでも拘らずに提案してゆくことが大切である、との講評を頂きました。
参加された皆さん、ありがとうございました。
えっ、もう梅雨明け?!
ここ加賀市でも一部浸水などに見舞われた地域もありましたが、大事に至らず良かったです。やすらぎ加賀教室は錦城山のふもとにあり、土砂崩れが起きるのではないかと、本当に恐ろしい大雨でした。
そんな大雨が止んだ途端に梅雨明け宣言が出され何だか唐突に感じましたが、確かに今週からは本格的な暑さが到来しています。
さて、やすらぎ加賀教室には、今年新たに高校2年生の女子生徒さんが通室しています。一緒にいろいろな活動をするのが、とっても楽しみです!
プランターでは、グラジオラスやリアトリスが、今を盛りに咲き誇っています。
教室に飾って癒しをもらっています。
第1回事例検討会が開催されました
今年度第1回目は、講師の金沢大学准教授の原田克巳先生をはじめとし、加賀市内の小・中・高・特別支援学校、関係機関等から23名の参加をいただき、活発な質問・意見交換が行われました。
今年度初顔合わせであり、まず自己紹介や簡単な情報交換を行い、その後PCAGIP法による事例検討を行いました。初めてPCAGIP法に参加する方にやや戸惑いもありましたが、次第に参加者の質問が、事例報告者の気づきに優しく迫っていく実感が会場に漂い始めました。
今回は、授業中に他の生徒たちにからかわれたことから、「自分への視線に耐えられない、周囲の視線や言葉全てが自分に向けられているように感じてしんどい」と訴える生徒の事例でした。
支援のアイデアについては、
・「本人の思い込み」なのかしっかりと確認すべき。もし、そのような状況がないとしたら、本人は気持ちを強く持つべきで、他の生徒達と歩み寄ることができない。
・「本人の思い」をどう受け止め、どう対応すべきか。「本人の思い」は主観であり、本人にとっては「事実」であるので、先ず共感し受け止めてから状況を整理してあげると良い。話すだけでなく、文字や4コマ漫画などで表現させると良い。落ち着いた中で客観的に分析して、共に凌ぎ方を考えると良い。
・その相手と接する場面を少なくする。相談室との関係を大切にする。しんどくならないような想像をする、つまり認知の仕方を変えるとよい。
・授業では発表する場面などで配慮できるよう教科担任の情報交換や連携も大切。
最後に原田先生からは、
本人が主観的にそう思っていることが事実で、それを分かってもらえないということになり、相談しなくなりしんどさを自分だけで抱えてゆくことになるので、しっかりと受け止めてから、「でもね・・・」と訊いてあげる。想像の産物と思うことができると楽になる。結局「それで損をすることが無いような想像の仕方をやってみると良いね・・・」と、本人が納得感を持てるように、担任・SCなども関与していくと「信頼性が増す」ので本人もそのように思うようになる。いろいろな考え方があるな、と思ってもらえるようになる。周囲の生徒に(このように)関わっている私の人生しょうもないな、と思えると良いとの助言がありました。
参加された皆さん、ありがとうございました。
菜園が完成しました
ピーマンと、コンパニオンプランツのマリーゴールド
なす
トマト
他には、坊ちゃんカボチャ・黄色小玉スイカ・落花生・サツマイモ・枝豆も植えました。
4月初めに購入して定植したイチゴも真っ赤に熟しました。とっても甘くてびっくり!! 人工授粉をしっかりできなかったので形がいびつになりましたが、味は絶品でしたよ。さすが「章姫」と「とちおとめ」です!
リアトリスも旺盛に葉を茂らせてきたので、大きいプランターに植え替えしました。
プランターごと引越してきたので、あちこちで土に埋もれていた去年の朝顔の種からかわいい双葉が顔を出していました。大きくなったものからまとめて植替えしました。
落ち着きました
やすらぎ加賀教室もいつでも皆さんがいらっしゃれるよう、すっかり片付きましたよ。新しい職員室のドアには、以前からの表札をそのまま掲示してあります。また、数年前から皆の目を楽しませてくれていたシンビジウムも、ようやく4月下旬から開花しています。
「面談室・学習室」には、手前に学習コーナーがあり、奥に面談コーナーがあります。
面談コーナー
この教室の他にも、加賀聖城高校のいろいろな施設も使用できます。
「ふれあいホール」では図書コーナーもあり、ミニ卓球台も持ってきたので、ちょっと体を動かすことができますよ。もちろん、体育館ではバスケットやバドミントンをはじめ本格的に体を動かすこともOK!!
大きな調理室もありますから、菜園で育てた野菜で料理にも挑戦!
引越し完了、そして新年度がスタートしました!
新しい場所、錦城山のふもとの加賀聖城高等学校はすぐそばに大聖寺川が流れ、その河畔の見事な桜並木が、今を盛りに咲き誇っています。
「やすらぎ加賀教室」は加賀聖城高等学校の1階にあります。来室の際は、学校正面右側の玄関よりお入り頂き、左に進んでください。ドアに表示がありますので、すぐにわかりますよ。
教室内はまだ整頓できていませんので次回のブログでお披露目予定です。
菜園も整備がまだなので、先日プランターに数種類の草花などを植えました。
上段は「章姫」、下段は「とちおとめ」です!!
スナップエンドウも、沢山採れるように乞うご期待!!
春到来、新しい時間(とき)へ
今年は教室で学習のお手伝いをした方が高卒認定試験に見事合格されたり、嬉しい話題が沢山ありました。私たち指導員・相談員ともに、赴任から一年が経とうとしています。多くの方に利用して頂きありがとうございました。どれだけ皆さんのお力になれたのか不安もありますが、これからも精一杯がんばります。
さて、当教室は下記のように大聖寺の町中に移転することとなりました。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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4月1日より、当教室は石川県立加賀聖城高等学校内に移転することとなりました。加賀聖城高等学校は錦城山のふもとの閑静な場所にあり、JR大聖寺駅からも近くおおいに利便性が増すこととなります。
3月末より4月中旬まで、電話・FAXは不通となります。お急ぎの際は、加賀聖城高等学校(TEL0761-72-0297)へご連絡ください。
*新住所:〒922-0048 加賀市大聖寺馬場町28番地
石川県立加賀聖城高等学校内
*TEL・FAX:0761-72-3220(変わりません)
*新Emailアドレス:yasuga@m1.ishikawa-c.ed.jp
加賀フレンドシップ活動が終了しました
大変な大雪に見舞われ、ここ加賀市中央公園もしばらくは閉ざされた状態でした。しかし、今日は久しぶりにポカポカ暖かな日差しが降り注ぎ、まるですっかり春になったようなお天気です。もうそろそろ3月、卒業式のシーズンですね。また一区切りの時期が近づいています。
先週の2月21日(水)、加賀聖城高校の校長室において、加賀フレンドシップの今年度の活動を振り返る反省会を行いました。平成17年度より金沢大学原田准教授のお世話で、のべ72名もの学生さんがこの事業に参加して下さり、大きな成果を上げています。原田先生からは、「報告を聞いて、経験から多く学ぶことがあったことを嬉しく思う」とのお言葉をいただきました。
今年度参加して下さったの大学生の、活動報告の一部を紹介します。
不登校の生徒のイメージが変わった。はじめは接し方がわからなかったが、一緒に体を動かしたり、話す時も内容をよく聞いたりした。自分から積極的に話すと良いと思った。子供たちにとっての“休憩所”としての「のぞみ教室」の存在は貴重だと思った。
【Bさん】
子供たちの多くは、自分の行動を深く振り返って深く考える力があることや、他の人の目線に立って考える力があるということを知ることができた。のぞみ教室では最後に一日を振り返る時間がありそれを発表するので、このような力がつくのではないかと思う。参加して気づくことが多く、有意義だった。
【Cさん】
中学校では先生と生徒との距離がとても近いと感じた。支援員の先生方と話して、一人一人に応じた支援をしているとわかった。後半の「のぞみ教室」では人数が多くて驚いたが、学年が違ってもみな仲良くしていて、異学年との関係性ができているのはいいなと思った。
【Dさん】
相談室で先生方の様子を見ていると、とても多忙で支援は大変そうだった。単位をとってゆくという時間の制約もあり、確実に支援をするのは大変だと思った。活動を通して、先生と先生、先生と生徒、先生と保護者などの様々な面でのつながりが、支援の場では一番力を持つのだと分かった。
【Eさん】
先生から生徒の悩みを解決するのが私たちの役割でなく、解決はその生徒自身がするのだと聞いた。確かに先生方を見ていると、生徒には「こうしなさい」などと言わず、「何がしたいの?」と訊いていた。あくまでもサポート役なんだと改めて思った。
【Fさん】
児童との関係の築き方を工夫し、生き生きと活動でき、楽しいという気持ちを共有できたことがよかった。また、児童の頑張りを認めることの大切さも学ぶことができた。児童がどう変わったかわからないが、少しでも来てくれてよかったと感じてもらえたら嬉しいと思った。
参加いただきました各学校やのぞみ教室の担当の先生方、ありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
第4回事例検討会が行われました
事例の概況は、「死にたい」と友達に話していたAさんの欠席が続き、心配した部活の友達(グループ)が教員にどうにかして欲しいと訴える、という内容です。ある対応がなされたため本人や保護者は落ち着いており、その詳細を口外せずそっとしておいて欲しいとの希望だったため、事情を知らないグループは学校が何もしてくれないと勘違いし、焦燥感と不信感を募らせてゆきました。頻繁にLINEで連絡を入れるのですが、Aさんから全く返信がありません。Aさんは、そのメールが来ること自体も重荷になって辛くなっています。友人思いのグループを、どう指導すると良いでしょうか。
支援のアイデアについては、
・グループ全体でなく、個々の生徒を見て、「Aさんはしんどいようだから、止めよう」と伝え、それを理解して友達にもそうするように話せる生徒を見つければよい。
・学校関係者が集まり、情報を整理しアプローチを協議すべき。外部につなげるとか、顧問が何をすべきか、など。
・グループに「Aさんのために、学校に何をして欲しいのか」を訊くとよい。
・グループのやったことはAさんのためを思ってやったので、まずは受け入れてあげてから、学校と一緒にやることを生徒にも考えさせるとグループの成長にも繋がる。いつ、誰が生徒にあたるかなど、担任だけでなく学校全体で考えるべきである。もちろん、学校だけでなく外部専門機関にも繋げてゆくとよい。
等々、高野講師からの助言も含め多くのアイデアが出されました。最後に浅田所長からは今後の参考にしてほしいと、実際の学校がとった対応も紹介されました。参加された皆さん、どうもありがとうございました。
今年もよろしく
今日は教室のある公園もすっかり雪化粧をして、寒さも一層厳しくなりました。
春に備えて少しずつ膨らみかけたデンドロビュームのかわいい蕾を見ていると、やがて来る日のために、今はじっと内にエネルギーをためつつある皆さんの姿が思い浮かんできます。
真冬にも関わらず鮮やかな花びらを沢山つけているインパチェンスにも、元気づけられますね。
風邪などひかない様に、元気で過ごしてください!!
第3回事例検討会が行われました
今回もPCAGIP法による事例検討を行いました。PCAGIP法の運営もスムーズに進めることができ、皆さんから質問やアドバイスなど、積極的で活発な発言があり充実した検討会になりました。
今回は、欠席は多くはないが、SNSでのやり取りから抜け出せずに辛いと訴えきた生徒
の事例でしたが、本人の意欲的でない学校での様子や家族との関係などについて、状況をより理解し適切な指導に生かせるよう、皆さんから多くの発言をもらいました。
支援のアイデアについては、
・学校側の、保護者と一緒に考えてゆく姿勢を伝え、両親に本人の現状をきちんと理解してもらう。普段から母親との関係を作ってゆき、指導に巻き込んでゆくと良い。
・本人の困り感、頑張りを理解し、承認欲求を満たしてあげる。
・本人の10年後(将来)を考えてもらい、そのために今どうすれは良いか、何ができるかを一緒に考えてゆく。
・他の教員の協力をもらい、一人で抱え込まないように。
・保護者との話し合いの時に、今持っている沢山の情報をテーブルの上に載せてゆくとよい
・本人がやりがいを感じられる手立てを考えるとよい
等々、お二人の講師からの助言も含め、多くのアイデアが出されました。参加された皆さん、どうもありがとうございました。
教室では、きれいに咲いた花が冬の到来を告げています。
シャコバサボテンのクリスマスカクタスが、まだクリスマスには早いですが薄桃色の素敵な花びらを披露してくれています。
のぞみ教室で研修会
ずっと気温の低い日が続いていましたが、久しぶりに今日は青空が広がり、あたたかな日差しが注いでいます。
昨日の夕方、加賀市育成センターのぞみ教室主催の研修会に参加しました。金沢こころの電話相談役の古市俊郎さんを講師に、「不登校の子供への接し方・対応について」の内容でした。古市さんは小学校から高校、大学までスクールカウンセラーの経験があり、実体験に根差した分かり易く貴重な事例など踏まえた、とても有意義な研修でした。
生徒児童(相談者)に対しては・・・
*まず関係を作る・・・リレーション
*良い点に注目して、賛辞の言葉、褒める、丁寧なあいさつなどを・・・コンプリメント
*すでに持っている強みを生かす・・・リソース
*質問しながら、表情を見ながら・・・アセスメント*その子への見方を変える、可能性を探す目線・・・リフレーミング
参加者がペアになってのワークショップも何回も行いながらの、充実した研修でした。
ここ、やすらぎ加賀教室には体育館がありませんが、室内用の卓球台があります。通
室生のみんなと、楽しくピン♪ポン♪ができます!!
今年もフレンドシップ事業が始まりました
やすらぎ加賀教室では、大学生のボランティアを市内の小中高校などに派遣し、児童生徒の相談にのったり、一緒にいろいろな取り組みをすることを通して支援をする「フレンドシップ事業」を毎年実施しています。今年度は6名の金沢大学の学生さんが参加して下さり、活動が始まっています。週1回の訪問が2か月間ほど続きますが、今年は小学校が1校、中学校が2校、高校が1校、その他1施設で実施しています。若い学生さん達との触れ合いでは、普段接する先生達とは違った、新鮮な会話が経験できると思います。
先週は、いよいよ落花生を掘り出して、早速塩ゆでにして賞味しました。ホコホコでとっても美味しかったです!
先週末は、今年の第2回高卒認定試験が末実施されましたね。受験された皆さん、ご苦労様でした。朗報が届くといいですね!
シャコバサボテンの蕾が膨らんで来ました・・・クリスマス・カクタスという品種ですが、上手くクリスマスの時期に開花するのかな?
ニューギニア・インパチェンスは、1つ~2つ開花しています。
昨日は、通室生のN君とMH対戦しましが、必死でした(^_^;)
久しぶりの陽射しがうれしい
秋の長雨が続き、気温もすいぶんと低くなりました。風をひいたり体調が優れない人も多いでしょうね。
教室には時々訪れる生徒の他に、騒々しくベランダで大声をあげている”訪問者”もいます。今日はその姿を初公開しましょう。
まずは、大声をあげているときの様子です!
次は黙っている時の姿・・・
違いはどこでしょう? そうです、あごの下の大きな袋がしぼんでいますね!!
教室の周りは森なので、いろんな小動物や昆虫などがやってきます。
さて皆さん、これは何でしょう?
反対側はこんな感じです
正解は・・・
ピーマンでした!!
まるでリンゴのようで、かわいいです。
今日の収穫は↓
ナスの株には、こんなに寒くなっても花が咲いています。
今月6日に種を播いたラディッシュは、3日目くらいから芽を出し始め、今はかわいい双葉がいっぱい!
一方スイスチャードは、まばらです・・・
今日はつかの間のお天気になりましたが、また明日からは寒くなりそうです。
皆さん、体調管理よろしく。
スタッフ会議が行われました
一方、ベランダはさみしくなりましたが、残り少ない夏野菜のそばで咲いているペンタスの蜜を求めて、大きなアゲハチョウがよく飛んできます。
こんなに気温が低くなりましたが、 パプリカ、ピーマン、ミニトマトなどはまだまだ花や実をつけています!
半分赤くなったパプリカです(^0^)
ついにアサガオも片付けて、新たに2種の野菜の種まきをしました!
室内ではアロカシアが随分大きくなり、鉢底から根が出てきたので大きな鉢に植え替えました。辞書を置いたので比較してみてください、大きいでしょう?!
昨日は教室のある中央公園で、高校のマラソン大会が行われていました。清々しい秋晴れのもと皆頑張っていました。
もうすぐ今年度第2回の高校卒業程度認定試験ですね。合格目指して努力している皆さん、ファイト!!!
第2回事例検討会が開催されました
まず自己紹介や簡単な情報交換を行い、その後PCAGIP法による事例検討を行いました。PCAGIP法にも少し慣れ、運営もスムーズに進めることができたように思います。参加された皆さんも質問など積極的で、活発な検討会になりました。
今回は、高校入学後欠席が多くなり、現在は休学に入っている生徒の事例でしたが就労と再登校(復学)への支援について、皆さんで話し合いました。
支援のアイデアについては、・再登校させたい教師の強い思いと、本人の思いをしっかり考える。
・友達との距離感を理解させる。
・支援相談員の方の生徒への接し方が、大変参考になる。
・本人は揺れ動くことが苦手だと思われるので、今必要なことを考えてゆくことが大切。
等々が出されました。
最後に浅田先生からは、「今回PCAGIP法で進められたが、参加された皆さんが終始顔を上げて積極的に発言していらっしゃる様子がとても印象的だった。」との講評を頂きました。
さて、教室ではアロカシアの葉がとても元気に育っています。鉢底から根が顔を出していて、大きい鉢に植え替えが必要な様です。
ベランダでは野菜はもう姿もまばらですが、先週の台風にもめげずに鮮やかな花々は秋風に揺られています!
いよいよ9月
ベランダの野菜はほとんど8月中に収穫も終わり、まだ残っているのはナスやピーマン、パプリカくらい。
まだまだ収穫がほど遠いのは、落花生です。
花びらが落ちた後には、土へ向かって長い枝のような子房柄がたくさん伸びています!
アサガオも茎が枯れそうなのに、毎朝元気に開花しています。
フウセンカズラがアサガオの茎にも巻き付いて、かわいい風船がたくさん風に揺れています。
きょうは、通室生と一緒にオセロや将棋をしました。両者真剣そのものです!!
セミの鳴き声と共に、秋の虫のにぎやかな鳴き声も教室の周りで響き渡っています。
猛暑も少し落ち着いて・・・
ベランダ菜園では、いよいよ大物の収穫をしました。小玉スイカの直径は14cm、坊ちゃんカボチャは7cmほどでした。
しばらく置いて熟してから食べると美味しいようですので、教室で待機してもらいましょう!!
今日は、久しぶりにN君が担任の先生と一緒に顔を見せてくれました。
しばらく、先生にMHの手ほどきをしてあげてましたが、
さて、先生の腕は上がったかな?!
研修会を開催
今年の講師は県教員総合研修センター教育相談課の高野指導主事にお願いし、「いじめ理解と支援について」というタイトルでの研修となりました。
中学校や高校の教員と関係機関担当の方など、約20名の参加がありました。
いじめの未然防止や早期発見、早期対応についての分かり易い講義と、ペアワーク、ロールプレイングが沢山織り込まれた会場では、活発なパフォーマンスを通して参加者全員が充実した研修を行うことができました。
最後に講師から頂いたフレーズを紹介します
・他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる
・どの子にも 3かん(汗・歓・感)3かけ(気・目・声)
さて、梅雨明けが待ち遠しいですが、ベランダの夏野菜達はそろそろ収穫も終盤をむかえています。今朝は枝豆などを穫りました。
またも大変な週末でした
さて、いつも月曜日はベランダの植物達の変化には驚かされていますが、今日もビックリがいっぱいです。
なんと、初めてスイカの果実が、しかも直径が5cmにもなっているんです。
雄花と雌花はこんな感じ、人工授粉が上手くいくと、上の様に結実してくれます。
ナスは以前、株全体が病気になったので、かなり大胆に茎を切ったのですが、元気を盛り返して、こちらも大きな実をつけています。
ピーマンやパプリカも沢山実っていますが、さて、皆さんはどんな花が咲くのか知っていますか?
似ているでしょう? 花びらの数が多い右側が、パプリカです。
そして、珍しいお客さんが・・・・
ミニトマトの茎にアオムシが!
嵐のような週末でした
日曜には藤井聡太四段の記録が、残念ながら29連勝で止まってしまいましたが、これからも益々頑張って欲しいですね。そして、東京都議会議員選挙がおこなわれました。劇的な結果になりましたが、選挙権が18歳から行使できるようになりましたので、興味を持って見ていた高校生も多かったでしょうね。
さて、月曜日はベランダの野菜や花達はぐっと成長しているので、毎週驚きの連続です。
先週金曜にはぜんぜん確認出来なかったのに、
キュウリが2本もでっかくなっていて、信じられない!!
蕾が少し膨らんでいただけのグラジオラスが満開です!
そして、ベランダに珍しいお客様が・・・ テニスボールが一個、ちょこんと鎮座しています。日曜には雨も止んだので、コートは賑わっていたようです。
今回最後のビックリは、私のことです。なんと、先週、生まれて初めて”ゲーム機”を手にし、MHをやってみました。一所懸命に教えてくれたN君、ありがとう!
もう花が咲きました
大きいのは濃い青紫色、小さいのは水色でした。
坊ちゃんカボチャは黄色い皮に、薄い緑色の縦縞模様が見えるようになりました。
直径は5cm、高さは4cmでした。
困ったことに、キュウリの葉に異変が・・・ 白い粉がふいたようになっています。
大丈夫でしょうか??
今は期末考査の期間ですね、テニスコートはずっと静かな日が続いています。
やすらぎ加賀通信の6月号(第116号).pdfをアップしました。ごらん下さい!
第1回事例検討会が行われました
今年度初めての事例検討会が、先日の23日午後、加賀市青少年育成センターのぞみ教室の2F集会室を会場に行われました。金沢大学准教授の原田先生をはじめ、市内の小中高、特別支援学校の先生や関係機関の皆さんから、20名の参加がありました。
今年度初めての顔合わせでしたので、自己紹介や簡単な情報交換から始まり、PCAGIP法での事例検討が活発に進みました。報告者の気づきにやさしく迫りつつ、会場には暖かな充足感が満ちていました。
いよいよ入梅!
そして、ついに野菜の収穫第一号も!!
落花生の花は黄色くて、とってもかわいいですね 枝豆にはぺったんこの房が2つも
ミニトマトも色づき始めました
初めての野菜の収穫は、この2本のキュウリ。長さは18cm、テニスボールと比較してみて! 今日は、通室生と一緒に収穫できて良かったです。おみやげに持って帰ってもらいました。
*お知らせ
やすらぎ加賀教室では、第1回の事例検討会が、明後日午後行われます。
23日の午後は閉室となりますので、よろしくお願いいたします。
ぐんぐん成長・・・
なんと、キュウリには黄色い花びらが着いたままの細くてかわいい実を3本発見!
ミニトマトにもどんどん実が着いてきました
枝豆には白い蕾がポツポツと
ピーマンだって、負けていません!
やすらぎ加賀教室には、ベランダだけでなく室内にも・・・
先週はポトスの株分けをしましたが、1つは水耕栽培に挑戦します。
先週教室を訪ねてくれたN君と、オセロをしました。
とても久しぶりだったので、色々教えてもらいながらも楽しかったです♫
ツル用のネットを整えました
アサガオもやがてネットが必要になるので、昨日はネット用の支柱をしっかりフェンスに結びつけてから、ネットを張りなおし、一部新たに増やしました。
メロン(左)と小玉スイカ
坊ちゃんカボチャ
しっかり張られたネット
あれれ・・・ミニトマトに、かわいい実が着いている!!
角度を変えるとよく見えました
ナスも花が終わって、いよいよ実が大きくなり始めましたよ。
昨日は随分と暑く、作業は大変でした。後で分かったのは、加賀市の気温は31.5度!5月の観測史上最高を記録したとのこと。 たっぷりと水やりしておいて良かったです。
スイカやメロンも仲間入り
先週に引き続き、昨日の午前中に夏野菜や花の苗を植え付けました。今回はスイカやメロン、カボチャなどの大物?や、枝豆や落花生などの小物!がベランダに仲間入りしました。
スイカ メロン
カボチャ
落花生
枝豆にはコンパニオンプランツとしてペチュニアも植えました
冬を越したグラジオラスがとても元気に育ったので、株分けしました。アサガオも沢山芽を出しています。
星形の小花がかわいいペンタス(多年草)
初夏に涼しげな花をつけるアメリカンブルー
ベランダも随分にぎやかになりました
夏野菜の苗を植えました
ピーマンとマリーゴールド
トマトとマリーゴールド
野菜と一緒に植えると害虫を防いでくれる効果を持つ言われているコンパニオンプランツ。
トマトやピーマンなどにはマリーゴールドを、ナスにはハーブのチャービルを植えました。
ナスとチャービル
インパチェンスも2株植え付けました。
桜からツツジへ
大型連休も終わり、教室の周りにはツツジの花が咲き誇っています。
入学式
数日前から暖かくなり、大聖寺川縁の桜並木は、まさに春爛漫!
やすらぎ加賀教室の周囲の桜も満開です。
ご挨拶
皆さん初めまして、やすらぎ加賀教室の新しいスタッフとなりました。
初めてブログを担当します、どうぞよろしくお願いします。
今年は気温が低い日が多く、ようやくピンク色の桜の蕾も膨らんできました。土筆もツンツンたくさん並んでいます。
新たな出会い、新たな場、4月は色々な意味で「始まり」の時。皆さんに素敵なスタートが訪れますように!
感謝
4年間ブログにおつきあいいただき、ありがとうございました。
4月より、スタッフが刷新されます。ご期待下さい。
先週末、大日山に行ってきました。白山が近くに見え素晴らしいロケーションでした。
皆さんと同様、フレッシュな気持ちで新年度を迎えたいと思います。
これは別の山行ですが、今シーズン最高の斜面でした!(昼闇山)
サイクリング
いよいよ春ですね。
陽射しに誘われて大聖寺川沿いをサイクリングしました。
別れと出会いの季節ですね。
デンドロ開花
昨春に株分けしましたが、それぞれきれいに咲いてくれて嬉しい気持ちです。
エェツ!
街角で見かけたお花も風邪をひいてるのでは。
シクラメンが咲きましたが、テニスコートは冬に逆戻りです。
中学3年生、入試落ち着いて、普段の力を出してね。
卒業式
午後閉室します。
宜しくお願いします。
春の野草
黄色がまぶしく感じました。
春ですね。
今日、卒業式をむかえた高校生の皆さんおめでとうございます。
歓声
水仙も見頃です。明日が卒業式の高校は多いでしょうね。
巣立ちの季節到来。
加賀フレンドシップ
派遣していただいた金沢大学原田准教授、学生さんそして受け入れてくれた学校関係機関の皆様ありがとうございました。
また、この事業が平成17年より、のべ66人もの学生さんが参加してくれ、またそのから多くの学生さんが教員として石川県の学校で活躍している報告が有りとても嬉しく思いました。
素敵な出合いと、子ども達に育てられ、残業時間60時間オーバー(?)もものともせず、フルタイムで頑張っていることと思います。 でも、息抜きしてね。
今年の師範塾の挨拶には「恋愛や海外旅行もして」との言葉があったと新聞で読みましたよ。
若者に乾杯!!
強風
突風が吹いてます。三寒四温でまた雪ですかね?
今日(2/20)の午後は会議のため閉室になります。
室内の小シクラメンに花が咲き始めましたね。5年目です。
しだれ梅も一輪ひらきました。春が来たかな。
春の気配
春が来た。テニスコートの雪も消えそうですよ。
暖かな陽射しで、お花の日光浴です。気持ちよいですね。
木々の花芽も膨らんでくるかな。外へ出て歩いてみたいね。
臨時閉室
宜しくお願いします。
予定していた子ども達ゴメンネ。
節分
ふと見ると、梅が膨らんでましたよ。
春に向かってますね。
事例検討会
どの子も幸せに生きていけるよう、育てる・支援する・見守る社会であって欲しいですね。
みんなで頑張りましょうね!
翌日は青空、ジョウビタキがいましたよ。
冬景色がきれいでした。心が洗われるような心境です。
高気圧
昨日の雪模様がウソの様ですね。
カメラを持って公園を歩いたら、加賀市消防の皆さんが、プールで訓練をしていました。寒い中ご苦労様。
火事を出さないよう注意しましょうね。
閉室のお知らせ
さて、本日の午後は事例検討会のため午後2時より閉室します。ゴメンネ。
室内のデンドロも、ストーブを焚いているとようやく花芽がいっぱい色づいてきました。
来週全開かな? ミニシクラメンの花芽はまだまだ小さいですね。