宇ノ気中学校の出来事

　１年生の体育の授業では、器械運動（マット運動）を行っていました。１年生の単元では、回転系などの技を滑らかに行い、技を組み合わせることを目標としています。今日は、倒立に不安がある生徒に対して、担当の先生が個別で指導をしていました。この後は、前転や後転、倒立前転など、技を組み合わせてマット運動発表会の準備に入っていきます。

　気温が下がりだし、生徒玄関前のヤマボウシの葉が赤や黄色に色づき始めました。吹く風は冬の寒さですが、３年生は元気にグラウンドでソフトボールを行っていました。受験勉強中心の３年生は、体育の授業を楽しみにしており「集合するぞ～」「切り換え早くしよ～」など自分達で声を掛け合う姿が見られました。

　授業が終わったら、手洗い、うがいをよろしくね！

　後期生活委員会の委員長から「さわやかなあいさつができる学校にしよう」「自転車の施錠をしよう」と提案があり、さっそく委員による「あいさつ運動」とそのあとに「施錠チェック」を実施しています。

　誰にとっても居心地のよい学校を目指して、様々な取組を提案し動き出す生徒の皆さんを頼もしく感じています！

　メスキルヒ市の生徒の本日のメニューは、習字と柔道の体験です。

　まずは、筆の持ち方、墨の付け方など、そして実際に「とめ」「はらい」の練習をしました。次に先生が準備してきた漢字を選んで思い思いに書いていました。一番人気のあった漢字は「夢」でした。また、自分の名前を漢字に変換してもらい書いていました。（マーヤ→麻亜夜、テレサ→輝沙、等々）

　また柔道では、実際に柔道着を着て帯を締め、座り方、挨拶の仕方から受け身の練習まで体験しました。押し合いをして受け身を取るミニゲームは、大変盛り上がりました。

　放課後は、部活動体験としてバレーボール部やバドミントン部などの練習に参加しました。本日の宇ノ気中での体験はいかがでしたか？

　１年生の教育講座として、フリーアナウンサーの横田幸子先生を講師として「言葉のチカラを知ろう～本当の友達になろう～」と題して講演をして頂きました。

★言葉は波動・言葉は刃（やいば）にもなる

★会話は心と心のキャッチボール

★人は自分の痛みには「敏感」だが、他人を傷つけていることには「鈍感」である。

など、横田さんから多くの学びがありました。

【生徒の感想より】

・自分の言葉に責任を持ち、言葉の波動をうまく使えるようにしたいです。

・自分が友達に何気なく言った言葉が相手を傷つけているかもしれないと改めて思いました。相手の思いをしっかり考えて言葉を発したいと思いました。

・「言葉」は目に見えないエネルギーであるという言葉が心に残りました。小さなことでも良い言葉を友達に伝えていこうと思いました。

・「聴く」と「話す」という行動は「会話」であり、「会話」は心と心のキャッチボールであるということが横田さんの言葉で一番心に残りました。