日誌
みんな大屋っ子のなかまだよ!
1月1日(月)、新しい年を迎えたスタートのこの日、思いも寄らない大地震でわたしたちの生活が一変してしまいました。大屋小の子どもたちは幸いなことに全員無事でしたが、家や大切なものを失う被害がたくさん報告されました。
駐車場や周りの道路も大きく損壊し、校舎は近くの方の大切な避難所となっています。避難や引っ越しで輪島を離れた子どもたちもいます。
学校再開の見通しはまだ立っていませんが、クラスルームには「みんなに会いたい」「また一緒に遊びたい」「新しい学校へいくの緊張する」などとメッセージが集まってきています。
今日は初めて、Meetの機能を使って顔合わせをしました。
今日は31人の子どもたちが参加してくれました。健康観察と今どこにいるのか、ひとりひとりが話しました。金沢や白山、県外に避難した人もいますが、久しぶりに顔を合わせる大屋っ子たちは本当にニコニコと嬉しそうでした。
全校での顔合わせの後、各クラスに分かれて、このあとどんな勉強をしていくかを担任の先生に聞いたり、情報交換を楽しそうにしていました。やはり自分のクラスだと気兼ねなく話しやすいようですね。
今後は、別の学校に通い始めている人も参加しやすい夕方の時間に設定するなど工夫していきます。どこにいても、別の学校に通っていても、みんなずっとずっと大屋の大切な仲間です!
雪の日でも元気!
とうとう学校にも雪が積もりました。
門の前のドウダンツツジも白い花が咲いたようです。
大雪警報が発令されている今日ですが、子どもたちは大喜びです。
長休みや昼休みに次々とグラウンドへ出てきます。
「外は寒いよ~」と声ををかけても、
「大丈夫!」「楽しいもん!」
グラウンド一面に足跡が広がっています。
明日は2学期最後の日。そして2023年もあと10日で終わります。
名残を惜しむように友達と遊ぶ、子どもたちの元気な姿を見ると、学校は生きるエネルギーにあふれた素敵な場所だなと思います。
輪島まだら リハーサル
新年の二十歳の集いのアトラクションとして参加が決まった輪島まだら。4~6年生が出演します。今日は衣装を着けて、リハーサルをしました。
これまで指導してくださった輪島まだら保存会のみなさん、着付けの応援に来て下さった地域の先生と保護者の方々、1~3年生と職員も見守る中、準備の整ったみんなが集合しました。
いよいよ披露です。
ステージの上には唄、三味線、太鼓の子どもたち。
フロアでは踊りの子どもたち。
練習の成果を見てもらいました。
ここ数年はコロナ禍のため、ビデオ撮影での発表でした。観客の前でのライブは5年生、6年生も初めてです。
演技が終わってから、今年で3年目のはずの6年生が、
「本番はもっとたくさんの人がいるんですよね!?」
「緊張した~!!」
などと言っていました。
本番は、晴れ姿の二十歳のみなさんやたくさんの来賓、スタッフ、保護者も観ているステージでの発表になります。練習したことを100%発揮できる思い出のステージになるよう、支えていきたいと思います。
楽しかった親子活動~3年生~
19日(火)3年生の親子行事が行われました。内容は、写真立ての工作とクリスマス会です。
いろいろな飾りがあって選ぶのも楽しい。
親子ペアで相談しながら楽しい工作です。
クリスマス会は、くじで引いた仮装グッズ?をつけてお菓子をいただきました。
面白グッズもあり。
お母さん方も楽しんでくださっています。
ちょっぴり早い、楽しいクリスマス気分を味わいました。
教室前には親子の力作が並んでいます。
どんな写真を飾るのでしょうね。
大屋オリンピック決戦 高学年
赤440点、白430点と10点差になった大屋オリンピック。いよいよ高学年の部で決戦です。
全力で投げたとしても、当たった痛さがないので男女差もなく楽しめる競技です。
結果は白組の大健闘で赤5点白15点。ということは…!?
ついに追いつきました!赤445点、白も445点です!
3学期は同点からのスタートです。楽しみですね。
どんな競技にするかはまだ未定。体育委員会が相談して決めてくれます。また全校で熱く楽しく対戦しましょう。
冬の味覚 香箱ガニをありがとう
例年、子どもたちに地域の食材を味わってほしいと、輪島市と県漁協いしかわ輪島支所さんの企画で6年生に香箱ガニが提供されます。
大屋小でも7日(木)の6年生の給食に香箱ガニが登場しました。
調理場から、丁寧なさばき方の説明と、新聞チラシで折ったガラ入れも付けていただきました。
説明書をのぞき込みながらさばいています。
細い脚から身を出すのが大変ですがそのぶんおいしさも格別です。
短い期間しか味わえない冬の味覚でした。
他の学年からは「6年生いいなあ~」の声も。「みんなも6年生になったらきっと食べられるよ」と言うと、「僕たちが6年になるまでちゃんと続いているかなあ」とちょっと心配そうでした。
みんなで取り組んでいるSDG's、きれいな海を守り、いつまでも海の幸の恩恵が受けられるようにしたいですね。
見に来て!4年生の夢を叶えたプロジェクト
いよいよ完成間近の4年生の秘密基地。あとは色塗りを待つばかりです。
この秘密基地づくり、地域の工務店TAKANOさんのお力を借りながら、どのように夢を叶えていったのかを、1月の大屋っ子タイムでみなさんにお伝えします。
地域発表会「大屋の森に秘密基地を作りたい!」と題して完成までの軌跡や4年生の思い、歌「ヒミツキチ」などを発表する予定です。4年生が頑張って準備を進めています。
たくさんのみなさまのご来校をお待ちしています。
発表会案内チラシをホームページ「お知らせ」欄に載せていますのでご覧ください。
大屋オリンピック 中学年
大屋オリンピック、ドッジビー対決2日目。中学年は20点差をつめられるでしょうか。
先生たちがいちいち指導しなくても、たくさんの子が投げられるように、ディスクを譲り合って楽しめる大屋っ子たちです。
外野も上手にキャッチします。
中学年の結果は赤5点、白15点。10点差につめより、赤440点、白430点。ついに10点差です!高学年は欠席者が多いので少し日を置いての対戦になります。
大屋オリンピック2023 ドッジビー
全校を赤組と白組に分けてスポーツ対戦する大屋オリンピック。9月のしっぽ取り対戦の結果は赤425点、白405点。まだ20点差あります。ここで追いつきたい白組です。
2学期の締めくくりの競技はドッジビーです。柔らかい素材のディスクを使って、内野と外野に分かれ、ドッジボールと同じように敵に当てて競います。
低学年から対戦スタートです。
ボールと違ってふんわりと飛んできます。
でも、思うところにまっすぐ飛ばすのはむずかしい。
当たっても痛くないことや、軽くてつかんで投げられることでドッジボールが苦手な子も楽しめます。
低学年の結果は、赤10点、白10点の引き分け。点差は20点のままです。
中学年の勝負に期待です!
こころの授業~3年生~
スクールカウンセラーの三谷正寿先生にお願いしている『こころの授業』、今日は3年生です。
渡された紙を9つに区切り、1マスに1つずつ思いつく動物の名前を書いていきます。
「これってもしかしてビンゴ!?」
担任の先生が読み上げる動物の名前と同じものがあったら丸をつけていきます。タテヨコナナメ、3つ揃ったらビンゴです。
野菜、くだものと続けるうちに子どもたちは、「担任の先生が言いそうなもの」を推理して書くようになります。
「先生の好きな野菜なんやったっけ?」「好きな野菜とは限らんよ」
そのあとは、黒板でカードの仲間わけです。
種類だけでなく、色で分けたり、文字数で分けたり…いろいろなグループ分けができます。
三谷先生から、「それは先生も思いつかなかった分け方だよ!」と驚かれるシーンもありました。
ものの見方はひとつじゃないこと。
そして、家族や友達などいろいろな人の話を聞き、いろいろなものの見方ができるような心を育てていこうという三谷先生のお話に3年生は大きくうなずいて聞き入っていました。
あきのものであそぼう会
1年生の生活科「あきとなかよし」の学習、今日は2年生を招待しました。集めたいろいろな「あきのもの」で楽しいゲームを考えてつくりました。
まず自分たちでリハーサルです。
招待の準備をします。
さあ2年生がやってきました。
プログラムを紹介します。
「どんぐりころがし」
「どんぐりごま」
「おなもみダーツ」
「まつぼっくりけんだま」
2年生を楽しませることができるかな?
あそびかたの説明や、審判や点数の係も1年生でがんばってできました。
今までたくさんのことを教えてくれた2年生にありがとうのメッセージを伝えます。
2年生と一緒に楽しむすてきな秋の1日になりました。
さつまいも畑、ありがとうございました
例年、1・2年生は、学校近くのKさんから畑をお借りして、生活科でさつまいもを育てる学習をしています。
5月 苗植え
9月 草むしり
そして収穫
さつまいもの育ち方やお世話の仕方、上手な掘り出し方など、たくさんの学びがありました。
快く畑を貸してくださったことと収穫のお礼に、2年生がKさん宅へ伺いました。
大きく育ったさつまいもとお礼のお手紙を渡しました。
すばらしい学びと収穫の喜びを本当にありがとうございました!
おめでとう!駅伝第3位!
23日(木)にマリンタウン競技場で、第57回輪島駅伝競走大会が開かれました。陸上、ドッジボール、バスケット、野球など多くのスポーツ少年団チームがひしめく中で唯一、学校チームとして、6年生の男女4人が出場しました。
放課後、毎日のようにグラウンドを走って自分自身を鍛えてきました。
さあ、スタート!
一人一人が練習の成果、そして持てる力を発揮して、じわじわと順位を上げ、見事3位入賞しました!
また、メンバーの中の紅一点、Sさんは小学生女子の中で個人3位に入る力走でした。
各種の駅伝大会で活躍してきた6年生ですが、これが最期の大会。見事に結果を出しました。
「やりきった」そんな気持ちのあふれるいい笑顔です。本当によく頑張りました。
他にも多くの大屋っ子たちがスポーツ少年団の各チームで頑張る姿を見せてくれました。自分と向き合い努力することの大切さを、これからも大屋っ子たちに感じてほしいと思います。
大屋の森の秘密基地できた!
今日は秘密基地づくりの第2回目。今日は壁と床の仕上げをしました。
今日もTAKANOさんに全面的なご協力をいただきました。子どもたちもやる気満々です。
床打ち組と壁打ち組に分かれて作業します。
中は2層になっているので下の階の床も狭いけど頑張ります。
ついにできあがりました!TAKANOさんのお二人にも入っていただいて、うれしい記念撮影です。
このあと、塗装もする予定です。休み時間には他の学年の子どもたちも次々に見に来ていました。
こんなに大きな夢を実現できた4年生がちょっと羨ましそうでした。有限会社TAKANOのみなさん、本当に本当にありがとうございました。
こころの授業~2年生~
スクールカウンセラーの三谷正寿先生に『こころの授業』をお願いしています。先日の5年生に続いて、今日は2年生です。
始めはアイスブレイク、みんなの手を重ねた手の積み木をつくります。三谷先生が「ハイ!」といったら一番下の人の手を上へ、「イハ!」と言ったら一番上の人の手を下へ回します。
自分の手が一番下なのか一番上なのか、とっさにわかず、「ほら、〇〇さんだよ!」などと声を掛け合って楽しんでいました。
次は座って、渡された紙にお題の言葉を思いつく限り書いていきます。まず動物の名前。短い時間にできるだけたくさん書き、友達と同じものがあったら線を引いて消していきます。
自分と同じ動物の名前を書いた人がいると、ちょっとうれしい。逆に、自分以外に誰も書かなかった名前があると〇をもらえるのでそれもうれしい。そのあと『野菜の名前』『くだものの名前』のお題が出て、教室は笑顔でいっぱいです。
さて、ここからが本題。動物の名前・野菜の名前・くだものの名前のカードが黒板に貼られ、グループ分けをします。いろいろな分け方ができます。
文字の数・ひらがなとカタカナ・食うもの食われるものなどいろいろ。先生も思わず笑っちゃう分け方も出ました。
「仲間わけの仕方はひとつじゃない。」
自分とは違う・合わない、と感じる人でも、自分と思わぬ共通点があるかもしれない。友達の一面ばかり見るのではなく、いろいろな面を見つけて理解し合っていきたいね…そんなことを楽しみながら学んだ2年生でした。
楽しい調理実習 6年生
『まかせてね、今日の献立』という家庭科の単元で、6年生が調理実習を行いました。
買い出しから自分たちで行い、ベーコンを使った炒め物のおかずをつくりました。
調理をする人や手順を確認する人など、協力しあい、手分けして作業しているところはさすが6年生です。
こちらのグループも、調理している間に手の空いている人が洗い物をすすめています。
このグループも、調理台の上はもうすっきり片付いて、皿とお箸が準備できています。さすが、6年生になると頼もしいものです。
「もうフライパンに油入れてもいいのかな?」
「全体に油広げたほうがいい?」
「塩こしょうで味付けって、どれくらい入れる?」
しっかり調べて準備したつもりでも、迷うことはたくさんあるようです。
家へ帰って、もう一度自分ひとりでの調理にチャレンジしてほしいですね。ご家庭でもチャレンジのチャンスをつくってあげてください。
出前教室『特別栽培米について』
11月24日(金)~11月30日(木)までの一週間、学校給食で『特別栽培米』が提供されます。その『特別栽培米』とはどんなお米なのか?県の奥能登農林総合事務所の農業指導専門員である宮代尚法さんが出前講座の講師として来て下さいました。お話を聞いたのは、社会科で米づくりを学習した5年生です。
地球環境を守るため、環境にやさしい農業でつくったお米が『特別栽培米』です。化学肥料や化学農薬を半分に減らしてつくったお米なのだそうです。
総合的な学習の時間にSDG'sについてたくさん調べ学んできている5年生なので、宮代さんの問いかけに、次々といい反応が返ってきます。
普通のお米よりも手間がかかるけれど、地球にやさしい農業をめざして、農家さんがつくった特別栽培米、食べるのが楽しみです。
「味はどうなんですか?」の声に、「いい質問です。ぜひ自分で味わって判断して下さい」とのことでした。
特別栽培されたお米には、『特別栽培米』の表示がされているそうです。お店でお米を見かけたら、特別栽培米かどうか確かめてみたいですね。
沈金体験 5・6年生
漆器組合青年部の方々が5・6年生対象に沈金体験の指導に来て下さいました。
小さなパネルにいくつかの図案の中から選んで下絵を写します。
次に『沈金のみ』で彫っていきます。思った以上にのみは重く、力の加減や刃の角度が難しいので、ていねいに教えてもらいます。
下絵の線は白くはっきりしていますが、彫ったあとは見た目にはわかりにくいです。「うまく彫れているのかなあ?」
金箔は組合の方に入れてもらいます。
漆が乾くまで1週間ほどはさわることができません。
箱に入れていただきます。
同じ下絵でも、一人一人の個性きらめく作品ができあがりました。
指導して下さったみなさま、子どもたちに貴重な体験をさせてくださってありがとうございました。
6年生は卒業制作として12月に沈金パネルに再び挑戦します。今日の体験が生きて、きっと素敵な突業制作が仕上がることでしょう。
夢を形に ~秘密基地をつくりたい!~
子どもの夢実現サポート事業「みんなでやってみたい私たちの夢」に応募した4年生の夢『秘密基地をつくりたい』が今年度採用されました。
有限会社TAKANOさんの全面協力でついに実現することになりました。
校庭にある『大屋の森』の一角にしっかりした土台を造っていただきました。
4年生は金槌片手に壁の板を打ち付ける作業を体験しました。
真っ直ぐに釘を打つのはなかなか難しい。
屋根の上はプロにお任せです。かっこいいですね。
自分たちの夢が本当に形になるという嬉しい体験。子どもたちの心にのこることでしょう。
完成するのが楽しみです。
輪島大祭のお話を聞こう
4年生の社会科で県内の文化財や年中行事について調べ学んでいます。地域のゲストティーチャーとして、大野聖一さんにお話をしていただきました。
大野さんは、市内で仏壇店を営んでおられます。また、祭りのキリコの制作や修理にも携わっておられるとのことです。
子どもたちは、キリコ一基の値段や、祭りのキリコを出すときの様子、さまざまな苦労話などに熱心に聞き入っていました。
お話のあと、祭りに使う南町のはっぴを着せてもらったり、キリコにつるす鈴を見せていただいたりしました。
キリコの鈴は、小さくても重く、なんともいい音が響きます。
祭りの時にたくさんの大人達が準備をして盛り上げていることがわかりました。大きなキリコを担ぐのはもう少し後になってからですが、地域の方が大切にしている祭りを継承していく力になっていってほしいものです。