こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

2013年1月の記事一覧

朝の歌

 毎朝、各教室から「今月の歌」を歌っている声が職員室に聞こえてきます。みんなが歌詞を覚えるにつれて、だんだん大きな声が聞こえ、嬉しく思っています。今月は「大きな古時計」です。昔は、NHKのみんなのうたで紹介され、最近、平井堅がカバーして再び親しまれる曲になっています。
 さて、この曲は、イギリスのジェンキンズ兄弟が所有していたホテルに置いてある時計がモデルです。今でも2mを超える木製の時計がホテルのロビー前にあるそうです。時計の針は、11時15分で止まったまま。ジェンキンズ兄弟の兄が生まれた日に時計を買ってきて、以後正確に時を刻んでいました。ところが、ジェンキンズ弟が病に倒れ亡くなってしまうと、時計もだんだん狂い始め1日に15分ほど遅れるようになってきました。弟の死から1年以上経ち、兄も後を追うように亡くなりました。その死を聞きつけてホテルのロビーに集まった友人たちは、大きな時計を見てびっくりしました。というのも、時計の針は11時15分、すなわち兄の息をひきとったの瞬間の時刻を指し、動いていたはずの振り子も止まっていました。 ちょっと、寒気がするような話ですね。
 そんな逸話のある歌なのです。イギリスでのこの話を聞いたアメリカ人が曲を作ったので、アメリカポピュラーソングとして歌われているようです。参考までに。
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