こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

大海小学校の出来事

登校時の出来事

 いつものように、朝、学校の前に立って児童を迎えていました。今朝は、雪が降った後で道路はシャーベット状でになっていました。7時35分頃でしょうか、児童達は学校横の歩道を歩いていたとき、後方から猛スピードで自動車が車道を通り抜けていきました。児童も登校に付き添ってくださったボランティアの人もバシャッとシャーベット状の雪がかかり、大変な目に遭いました。「校長先生、あの車、腹が立つ!」「校長先生、あんまりや。」と怒りをこらえきれず話していきました。自分もコートがずぶ濡れになり、靴下もびっしょり濡れ、嫌な1日で始まりました。
 児童の交通事故には関係ないかも知れませんが、歩いている人に配慮した運転もお願いしたいものです。こういう経験をした児童は大人になったとき、歩いている人に気配りできる人になってほしいと思いました。

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卒業式の練習

 今日、2限目に担任、教頭、校長の3者が合わせた卒業式の練習を行いました。卒業生のきりっとした顔が表情に表れて、ひんやりとした体育館の空気が一層冷たく感じました。あと1週間で卒業です。月日の経つのが早いですね。最後の追い込みです。卒業生の歩き方や返事、歌声を立派に指導して、最高の卒業式になるよう学校としても頑張ります。
 睡眠不足などで、体調を壊さないようにご家庭でもご配慮願います。
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東日本大震災から明日で丸4年

明日で、ちょうど東日本大震災から4年になります。2011年3月11日、午後2時46分18秒。震度7。これまで日本で起こった地震の中で一番大きな地震であり、世界でも4番目という超巨大地震でした。警視庁によると、亡くなった人は、 1 5 ,8 9 1 名、行方不明は 2 ,5 84 人。復興庁によると、震災後の体調悪化や自殺による震災関連死は3194人です。かほく市の人口の半数以上にもなります。凄い数ですね。
 前任校では職員会議前の時刻で、職員室の窓がガタガタと鳴り響き、地面の揺れが長く続いたため、机の下に避難したのをはっきりと覚えています。宮城、福島、岩手の復興は進んでいるとはいうものの今までの生活と一変した厳しい環境で生活している人がいるのです。人の命の大切さ、ボランティアをする心を育てる事、健康でいられることの幸せ、贅沢しなくても普通にいることの幸せをこの機会に子どもと話してみませんか。
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季節の行事

 先週、3月3日ひな祭りがありました。今日、低学年の女の子と話をしていると、「校長先生、お家におひな様を飾ってあるよ。」と言ってきました。昔から、桃には悪いものを追い払う力があると信じられていたことから、「桃の節句」とも言われています。
 お雛様とお内裏様のすぐしたに3人官女という人たちがいます。そのうちの真ん中の1人は、他の2人とは少し違っていることを知っていますか。真ん中の人だけ既婚者であるため、本当はお歯黒をしているのです。その他、ひなあられは、4色あり、それぞれの季節を表しています。菱餅も、冬に降り積もった雪、春に芽生え始めた緑、春の花のピンク、といったような春の喜びを表しています。行事を通して、昔からの考え方が根付いていることを子どもに伝えることも親としての役目の1つですね。参考までに。
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春が来た

 「梅一輪いちりんほどの暖かさ」これは、皆さんもご存じの通り、松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪が詠んだ俳句です。学校の体育館前に梅の木があります。今朝、梅の花が咲きました。この辺りでは、梅が咲き、次に桜が咲き、そして、桃が咲いていきます。
 春を感じる温度によって花の咲く時期が微妙に違ってきます。どの花も冬を越して、温度が上がってくると、春が来たと思って花が咲き、それぞれの開花時期は北上していきます。そして、この3つの花が同時に咲くところから3つの春、福島県の三春町の名前がついたと言われています。
 日射しも確実に強くなってきました。もう春がきましたね。

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