こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

大海小学校の出来事

修了式

 年度末の修了式がありました。1,2学期の終業式という字ではなく、修了とはその学年の学習を修めること、学習し自分のものとしましたという意味であることを話しました。
 また、オーガスト・フォーレルという人がどのようにして蟻の研究を始めたのか、彼が
18歳の時に発見をしたいきさつについても少し触れました。その発見は、蟻は他の蟻を助けるために、自分で取った食料を与えますが、どの蟻も19分の1だけは必ず自分の命をつなぐために残すというすごい発見でした。小学校時代に蟻に興味・関心を持って、根気強く取り組んだ結果、自分が不思議だなあと思っている疑問を解決することができました。大海小学校の児童にも、自分で解決することができるように願いを込めてお話ししました。
 校長として、子どもたちに自分の気持ちを伝える最後の集会のお話にしました。今までの全校集会では、自分の興味がある動植物や自然、スポーツ、社会的なマナーやルールについて児童に話をしました。まだまだ語りたいことがたくさんありましたが、こういう機会がないと思うと何となく寂しい気がします。
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教職員の人事異動

 3月のこの時期は、毎年寂しい思いをします。今日、先生方の異動発表がありました。大海小学校は、校長、事務が退職し、あと2名の先生が異動になりました。4月には4人の新しい教職員が学校来ます。異動の詳細は、「平成28年度 教職員人事定期異動書」と検索すればご覧になれます。
 わたくしごとになりますが、3月31日をもって大海小学校とお別れになります。素晴らしい学校で勤務できたことに対し、感謝いたします。長い間、ご支援・ご協力にお礼申し上げます。有り難うございました。
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インフルエンザB型の流行

 今日、下足箱のところで、「校長先生、4年生半分以上が欠席しています。」と女の子が知らせに来ました。数えてみると、18人中11名が欠席。すぐに学校医と連絡をして、午後から授業打ち切り、明日は学級閉鎖にしました。まだまだインフルエンザが猛威を振るっています。
 さて、インフルエンザには、A型、B型、C型があります。一般的に、A型は症状が重篤になる傾向があり、死に至ることもあるようです。また感染力が強いため、過去には香港かぜやスペインかぜなど世界的な流行で多くの死者を出したケースがあります。B型は、症状が比較的軽く、地域的に流行するようです。地域限定の流行は、まさに大海小学校にぴったり当てはまりますね。C型は鼻かぜ程度の軽い症状ですむことが多いようです。
 お医者さんの話ではB型は比較的軽いとはいうものの、インフルエンザと診断された児童の話では、「高熱で、食欲もなく大変だった。」と話をしており、辛そうでした。病気になって初めて健康の有り難さが分かります。罹っていない人は、人混みを避け、防止に心がけましょう。
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集団登校

 今日は、何となくもの悲しい気がします。登校の人数もいつもより少なくて、今まで6人の登校班は今朝は3人。安全ボランティアの人も校門の前までついてきて、「元気でいってらっしゃい。」と低学年の子に声をかけていました。来年はほんの少しだけ、児童数は増えますが、高学年のいない通学班が出てきます。地域の若者が増えて、活気のある学校になるよう望みます。
 嬉しいお知らせもあります。来年度は、今まで登下校の心配をしていた二ツ屋に、2人の安全ボランティア委員が決まりました。学校としては,本当に助かります。その他の地区にも、今までの人と入れ替わり協力してくれる人が出てきました。快く安全ボランティアを引き受けてくださいました方に深くお礼申し上げます。本当に有り難うございました。
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卒業式無事終了

 9時30分開始の卒業式は、厳粛な中、無事終了しました。今年は、昨年までと大きく変わって演題の後ろに大きな6曲の金屏風が飾られました。この金屏風は、今から13年前の校長、多々見武氏が寄贈していかれたものです。長い間、日の目を見ずに体育館2階の相撲大会用具と一緒に片付けられていました。卒業式や入学式に毎年飾られていれば設置して卒業式を迎えるのですが、そういう申し送りがありませんでした。
 昨年、教頭先生が、大海小学校に金屏風があることを聞き、探したところ見つけることができました。今後、入学式と卒業式は必ず、金屏風を設置して華やかな雰囲気で儀式を行いたいと思います。多々見武様、どうも有り難うございました。

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