こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

2016年3月の記事一覧

長い間、ご愛読ありがとうございました

 とうとうこの日がきました。この日をもって、私の校長の日が終わります。大海小学校では、皆さんに支えられ、助けられて本当に充実した日々でした。私の学校経営のモットーは、「健康、安心、安全」でした。児童の不登校はなく、また、この4年間に生命に関わるような事件・事故もなく無事に終えることが出来ました。 来年度も新しいスタッフで充実した学校になることを祈って、最後の挨拶にします。本当にありがとうございました。
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離任式

 久しぶりに学校が賑やかになりました。昨日まで学校の中には教職員しかいませんでしたが、今日は1年生から6年生までほとんどの児童が来ました。
 離任する4名の先生からお別れの挨拶をしました。その後、児童代表の挨拶がありました。代表の挨拶は、大きな声ではっきりと一人一人の特徴や思い出を語ってくれました。本当に立派な話をしてくれました。有り難う。
 この学校で児童と一緒に過ごすことができて、感無量でした。
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大海保育園の卒園式に出席

 10:00から大海保育園で卒園式がありました。卒園する17名の立派な態度に関心をして見ていました。特に、「大きくなったら、○○になりたいです。」という力強い言葉に感動。そして、花道を歩いて保護者に「今までお弁当をつくってくれて有り難う。」や「一緒に遊んでくれて有り難う。」など感謝の言葉を直に聞いて、保護者は涙でぼろぼろになっていました。こちらも思わずうるっときました。卒園式に出ることも最後になりましたが、とても良い卒園式に出席できて嬉しかったです。
 4月6日、入学式に元気で登校してくることを楽しみに待っています。
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修了式

 年度末の修了式がありました。1,2学期の終業式という字ではなく、修了とはその学年の学習を修めること、学習し自分のものとしましたという意味であることを話しました。
 また、オーガスト・フォーレルという人がどのようにして蟻の研究を始めたのか、彼が
18歳の時に発見をしたいきさつについても少し触れました。その発見は、蟻は他の蟻を助けるために、自分で取った食料を与えますが、どの蟻も19分の1だけは必ず自分の命をつなぐために残すというすごい発見でした。小学校時代に蟻に興味・関心を持って、根気強く取り組んだ結果、自分が不思議だなあと思っている疑問を解決することができました。大海小学校の児童にも、自分で解決することができるように願いを込めてお話ししました。
 校長として、子どもたちに自分の気持ちを伝える最後の集会のお話にしました。今までの全校集会では、自分の興味がある動植物や自然、スポーツ、社会的なマナーやルールについて児童に話をしました。まだまだ語りたいことがたくさんありましたが、こういう機会がないと思うと何となく寂しい気がします。
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教職員の人事異動

 3月のこの時期は、毎年寂しい思いをします。今日、先生方の異動発表がありました。大海小学校は、校長、事務が退職し、あと2名の先生が異動になりました。4月には4人の新しい教職員が学校来ます。異動の詳細は、「平成28年度 教職員人事定期異動書」と検索すればご覧になれます。
 わたくしごとになりますが、3月31日をもって大海小学校とお別れになります。素晴らしい学校で勤務できたことに対し、感謝いたします。長い間、ご支援・ご協力にお礼申し上げます。有り難うございました。
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インフルエンザB型の流行

 今日、下足箱のところで、「校長先生、4年生半分以上が欠席しています。」と女の子が知らせに来ました。数えてみると、18人中11名が欠席。すぐに学校医と連絡をして、午後から授業打ち切り、明日は学級閉鎖にしました。まだまだインフルエンザが猛威を振るっています。
 さて、インフルエンザには、A型、B型、C型があります。一般的に、A型は症状が重篤になる傾向があり、死に至ることもあるようです。また感染力が強いため、過去には香港かぜやスペインかぜなど世界的な流行で多くの死者を出したケースがあります。B型は、症状が比較的軽く、地域的に流行するようです。地域限定の流行は、まさに大海小学校にぴったり当てはまりますね。C型は鼻かぜ程度の軽い症状ですむことが多いようです。
 お医者さんの話ではB型は比較的軽いとはいうものの、インフルエンザと診断された児童の話では、「高熱で、食欲もなく大変だった。」と話をしており、辛そうでした。病気になって初めて健康の有り難さが分かります。罹っていない人は、人混みを避け、防止に心がけましょう。
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集団登校

 今日は、何となくもの悲しい気がします。登校の人数もいつもより少なくて、今まで6人の登校班は今朝は3人。安全ボランティアの人も校門の前までついてきて、「元気でいってらっしゃい。」と低学年の子に声をかけていました。来年はほんの少しだけ、児童数は増えますが、高学年のいない通学班が出てきます。地域の若者が増えて、活気のある学校になるよう望みます。
 嬉しいお知らせもあります。来年度は、今まで登下校の心配をしていた二ツ屋に、2人の安全ボランティア委員が決まりました。学校としては,本当に助かります。その他の地区にも、今までの人と入れ替わり協力してくれる人が出てきました。快く安全ボランティアを引き受けてくださいました方に深くお礼申し上げます。本当に有り難うございました。
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卒業式無事終了

 9時30分開始の卒業式は、厳粛な中、無事終了しました。今年は、昨年までと大きく変わって演題の後ろに大きな6曲の金屏風が飾られました。この金屏風は、今から13年前の校長、多々見武氏が寄贈していかれたものです。長い間、日の目を見ずに体育館2階の相撲大会用具と一緒に片付けられていました。卒業式や入学式に毎年飾られていれば設置して卒業式を迎えるのですが、そういう申し送りがありませんでした。
 昨年、教頭先生が、大海小学校に金屏風があることを聞き、探したところ見つけることができました。今後、入学式と卒業式は必ず、金屏風を設置して華やかな雰囲気で儀式を行いたいと思います。多々見武様、どうも有り難うございました。

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明日は卒業式

 
 今日は午後から卒業式の準備を行いました。毎年ですが、この時期になると、4,5年生は見違えるほど、よく働きます。そして、こちらから頼まなくても手伝ってくれます。児童の成長を直に見ることができて、教員としての幸せを実感できます。
 さて、下校の帰り際に「校長先生、明日の卒業式は泣きますか。」と6年生の男子が玄関で話しかけてきました。「そうだね。校長先生を感動させてくれる卒業式だったら泣くだろうし、そうでなかったら・・・」と答えました。きっと、・・・でしょう。自分にとって、今まで30数回卒業式に参列しましたが、大海小学校が教員生活最後の卒業式になります。
 明日はただただインフルエンザがこれ以上猛威を振るうことがないように、そして、卒業生全員が登校してくれることを祈るのみです。
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2年生午後授業打ち切り、明日学級閉鎖

  週明けの今日、欠席黒板に多数の児童の名前が書かれていました。計、13名の欠席です。2月初旬からかほく市内で集団風邪が発生していましたが、大海小学校は1,2名で推移していましたが、ここにきてとうとう2桁の大台に乗ってしまいました。2年生は、学級の半分の7名が欠席しています。明日は、お家でゆっくりと休んで元気な姿を見せてほしいと思っています。
 卒業式を明後日に控え、体調をくずさないようご家庭でもよろしくお願いします。
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6年生と思い出づくり

 昼休みに、6年生男子対男女混合教職員でバスケットの試合をして楽しみました。身長に差があるものの6年生の素早い動きについて行けず、先生方も真剣モードで試合ができました。子どもたちのパワーに圧倒される場面もありました。
 試合が終わった後、女子も参加したかったという話が伝わってきました。思うことがあれば、積極的に「今度は女子対先生でやりたい。」と言ってほしかったですね。
 明日、筋肉痛の先生がいるかも知れません。
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玄関が華やかに

 卒業式まであと1週間になりました。6年生は、ピーンと張りつめた中で、授業に頑張っています。朝の挨拶も以前より大きな声になり、立派に成長したなあと玄関前に立って喜んでいます。
 昨秋11月に、プランターの中に、ノースポールやワスレナグサの新芽を見つけました。花が咲きいた後、種がこぼれ落ち自然に生えてきたものでした。それを1年生が1本1本摘み取り、小さなカップに植えてくれました。そして、冬を越え大きく育ったので、玄関のプランターに植え替えました。ノースポールのいくつかは花が咲き、卒業式を待ち望んでいるかのようです。パンジーやデージー、ストック、ラナンキュラスなど例年より多くの種類を植えましたので、学校の近くに来ることがありましたら、ご覧ください。
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やまんばさん 年度最後の読み聞かせ

 今年度最後の本の読み聞かせがありました。毎月、学校に来て児童に本の魅力を感じさせてくれます。3月なので、全校児童で聞きました。手遊び歌で楽しんだ後、本をゆっくり読んで聞かせてくれました。暗い中での語りもありました。お話会を終えた後、全校でお礼のあいさつをしました。最後に会議室から6年生が出る時に、全員整列をして、大きな声で「有り難うございました。」と深々と礼をして終えました。
 やまんばの皆さんには、来年度もよろしくお願いします。
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教育後援会長西隆一さん 本の寄贈

先週3月4日(金)に大海小学校教育後援会長、西隆一さんが来校されました。2年間に渡り教育後援会長をしていただき、本当の有り難うございました。学校のために貴重なご意見やご指導を賜りました。児童だけでなく、職員一同感謝しております。
 さて、来校された折、小学校6年間で学ぶ漢字、学年別の六冊セットになった本を寄贈してくださいました。この本を読んで、漢字好きの子が増えてくれればなあと思っています。
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お米とネーミング

 先日、お米の特Aについてのテレビ番組が放送されていました。特Aは、最上の評価のお米ということですが、どのように決められているのかやっと理解しました。一般財団法人 日本穀物検定協会という組織があり、実際に炊いたお米を実食して食味を判定していました。判定をする人は、お米のマイスターということになりますね。
 さて、石川県は今年特Aに評価されました。銘柄は、「コシヒカリ」です。北陸3県は、すべてコシヒカリで特Aでしたが、全国のお米のネーミングが面白いと思いました。北海道のゆめぴりか、青森県の晴天の霹靂、香川県のおいでまい、佐賀県のさがびよりや熊本県の森のくまさんなど上手に自分の県と分かるような銘柄を名付けたと思いました。参考までに、以下のネーミングをご覧ください。
北海道・・・ななつぼし、 ゆめぴりか、ふっくりんこ
青森・・・晴天の霹靂
岩手県 、宮城県・・・ ひとめぼれ
山形県・・・つや姫、はえぬき
秋田県・・・あきたこまち

栃木県・・・ なすひかり
福島、新潟、北陸三県、その他の県・・・コシヒカリ
奈良県・・・ヒノヒカリ
鳥取県・・・きぬむすめ
香川県・・・おいでまい
福岡県・・・元気つくし
佐賀県・・・さがびより
熊本県・・・森のくまさん
鹿児島県・・・あきほなみ
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ひな祭り

 3月3日は「ひな祭り」。女の子の健やかな成長を願い、美しいひな人形を飾ってお祝い する、日本の春の伝統行事です。昔、中国では3月3日に手足を水で洗って、身を清めることで災いから逃れようとする行事がありました。それを、日本では、人形に災いを託して「流し雛」になり、雛人形へと変わっていきました。
 ひな祭りは桃の節句とも呼ばれています。古代中国では、桃には魔除けの力があると言われており、桃の花のお酒を飲んだり、桃の葉を入れた風呂に入ったりしていました。
 普通、女の子がいるご家庭ではおひな様を飾ります。雛壇の最上段には、男雛(お内裏様)と女雛(おひな様)が並べられます。が、男雛(お内裏様)が左右どちらも置き方があるようです。一般的に、京都は右、関東では左に並べるようです。
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英語教育のニュースから

 文部科学省は、平成31年度(現5年生対象)に実施予定の中学校3年生を対象にした英語調査の概要を発表しました。英語の「話す」能力を試すために、教員を面接者とするインタビュー形式の試験をする予定です。
 大海小学校でも、毎週水曜日に外国人の英語の先生と担任とで英語の学習をしています。中学3年生までに少しでも英語が話せる子に育ってほしいですね。今やグローバルな世界。これからの世の中、英語で話せることが当たり前に求められる時代になってくると思います。
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清水賞 授与式

 
 昭和34年に旧高松町で電気店を営んでいた清水源太郎氏が、私財を投じて学力がありながら家庭の経済的事情で、進学できない学生のために無返還の奨学金を給付しました。時代が変わり、そういう事情で勉学できない子には行政や大学から経済的支援をうけることができるようになり、清水賞の本来の目的と少し違ってきています。現在は、各学級で科学的分野に優れた子や善行のあった子を表彰するようになりました。大海小学校では温美さんが対象児童になり表彰されました。
 今まで表彰者数はNPO法人設立以来225名、52年間で620名にも達しています。また、毎年、高松中学校において講演会事業も行っており、当代一流の人を招いてお話を聞く機会を設けています。昨年度はサッカー解説者の松木安太郎氏、今年度は明治大学教授、斎藤学氏の講演を拝聴しました。

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以春風接人 以秋霜自粛

 今日は、3月1日。27年度最後の月例全校集会がありました。昨夜から雪が舞い、寒い日になっていますが、春の風が吹くのももうすぐそこまで来ています。今日は、タイトル「以春風接人 以秋霜自粛」について話をしました。今から250年ほど前に佐藤一斎という人がいました。昌平坂学問所の塾長を務め、門弟には佐久間象山、渡辺崋山、孫弟子には吉田松陰などがいます。西郷隆盛もこの人の書いた『言志四録』全1133条から感銘を受けた101条抜き出し『手抄言志録』として座右に置いたと言われています。
 さて、「以春風接人 以秋霜自粛」とは、「春風のようにさわやかに温かく他人に接し、自分には秋の霜のように厳しく慎みの心を持つ」という意味です。大海っ子には、自分に厳しく他人に優しくするように育ってほしいので、この言葉を引用し、お話をしました。
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