大海小学校の出来事
ゆずり葉
学校の庭にゆずり葉があります。ゆずり葉の名前は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから名づけられました。親が子を育てて家が代々続いていくのと同じように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや学校の庭木に使われています。自分が小学校で教えていた頃、卒業前に次のような詩が教科書にありました。ちょっと長い詩ですが、心にじーんと染みるものがありますので紹介します。
ゆずり葉 河井 酔茗
子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって――。
子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。
かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――。
世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。
今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。
そしたら子供たちよ、
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしょう。
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インフルエンザ流行の兆し
インフルエンザによる欠席がいなくなってほっとしていたら、今日新たに1人欠席が出ました。厚生労働省は全国の推定患者数が1週間で164万人に上ったと発表しました。ここ1,2週間がピークのようです。県内の小中学校でも集団風邪が発生して、、学級閉鎖の処置をしているところもあります。学級閉鎖をすれば、授業の進度にも影響します。来週の6年生を送る会にも影響があります。これ以上、患者が増えないことを祈るばかりです。
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神々しい宝達山
近隣の校歌に出てくる宝達山は、神々しく輝いて見えます。空は晴れ渡り、宝達山頂まではっきりと見えます。校長室からいつも宝達山を見ていますが、今日は格別です。宝達山に限らず北陸の山には雪が似合うのでしょうね。
子どもたちは、運動場や前庭で雪と戯れています。集団風邪で休む子もいませんし、このまま集団風邪による欠席のない日が続いてほしいと思っています。流行性耳下腺炎で19日まで休む子が1人います。
さて、この季節は大人にとってあまり好きではないと思いますが、この時期にしかできない雪遊びを子どもと一緒に楽しんでは如何でしょうか。低学年は、大きな雪だるまをつくっています。高学年は、雪合戦をして遊んでいます。
子どもたちは、運動場や前庭で雪と戯れています。集団風邪で休む子もいませんし、このまま集団風邪による欠席のない日が続いてほしいと思っています。流行性耳下腺炎で19日まで休む子が1人います。
さて、この季節は大人にとってあまり好きではないと思いますが、この時期にしかできない雪遊びを子どもと一緒に楽しんでは如何でしょうか。低学年は、大きな雪だるまをつくっています。高学年は、雪合戦をして遊んでいます。
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卒業式まで1ヶ月
早いもので「卒業式」まで1ヶ月足らずになりました。6年生の廊下を通ると、中学生の準備として高松中学校生徒から掲示物が届いています。「教えて先輩」というタイトルで、学校生活や学習、部活動、友達、宿題等について分かりやすく書かれています。6年生は中学生の準備をしなければなりません。4月が待ち遠しいですね。 その前にしっかりと小学校の学習を理解してください。1日2時間ほど家庭学習をする習慣をつけましょう。
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「そして、ありがとう」
今朝は、昨夜からの雪が積もり、雪かきをしながら児童を迎えました。「おはよう。」と言うと、「おはようございます。」と元気な声で児童たちは返してくれます。最後の登校班が通ったとき、「おはよう。」と言って返ってきた言葉が「おはよう、そして、校長先生ありがとう。」でした。それも、1年生のゆうとさんが言ってくれました。こういう言葉は教えて出て来る言葉ではありません。日頃、家庭で言っている言葉が自然に出てくるのでしょうね。家庭での親子の良さを感じました。
外は大変寒かったのですが、心がほっかほかに温まる日でした。
外は大変寒かったのですが、心がほっかほかに温まる日でした。
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6年生の下足箱
いつものように1限前に玄関の鍵をかけ、下足箱を見ました。大抵は欠席している子はいないかなと見るのですが、今日は見た瞬間に感動しました。6年生の下足箱にきちんとかかとを揃えて入れられています。あまりにも整っているので、担任に指導をした後なのか尋ねると、「何も言っていません。」とのこと。日頃の指導がこういうふうに出て嬉しくなりました。見ていても気持ちがよいです。今度は全校揃うように指導を一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
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教育に関心 80.9%
内閣府の調査で「教育の話題への関心」について「ある・ある程度ある」の回答が80.9%でした。関心をもつテーマでは、「いじめへの対応や不登校の児童への支援」がトップで69.0%でした。その次に「道徳教育などの豊かな心の教育の育成」が54.7%、「学力向上」が52.4%でした。
学校では、どの項目も大切にしなければならないのですが、とりわけ、毎年4月に行われる全国学力調査が重視され、「学力向上」が第一義にされています。調査結果と少しのズレがあるように感じます。大海小学校は、知徳体バランスのとれた児童を育成していきます。
学校では、どの項目も大切にしなければならないのですが、とりわけ、毎年4月に行われる全国学力調査が重視され、「学力向上」が第一義にされています。調査結果と少しのズレがあるように感じます。大海小学校は、知徳体バランスのとれた児童を育成していきます。
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なかよし班対抗8の字跳び大会
金曜日昼休みに、「なかよし班対抗8の字跳び大会」がありました。長縄で3分間に8の字跳びを累計何回できるか数えました。1月から練習を重ね、ずいぶん跳ぶことができるようになりました。特に、1年生が上手に跳べるようになりました。跳ぶことができなくて練習で泣いていた1年生がこれほどまでに跳べるようになるとは自分でも驚きでした。多く跳んだ班は、260回以上を記録しました。Practice makes perfect.( 習うより慣れよ)ですね。
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スカイプによる交流学習
今日、3年生の担任は岡山県の蛍明小学校へ出張です。というのは、以前にも書きましたが、岡山県の蛍明小学校と交流をして、現地にいるのです。3限目にスカイプ(インターネットを通じてお互いにチャットを手軽に行なうことができる)で蛍明小学校の3年生と通信しました。蛍明小学校の紹介をされた後、いろいろと質問をしました。「大海小学校の近くの川にはどんなものがいますか。」「鮎がたくさんいます。」「そちらは何がいますか。」「えびがいます。」など児童同士で話が続きました。これからもいろいろと交流をして岡山県のことを知ってほしいと思いました。なお、北國新聞2月13日に交流事業の記事が載っていますので、そちらもご覧ください。
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びしょびしょの1年生
いつものように登校してくる児童を玄関前で迎えると、1年生の足の動きがあまりよくありません。よく見ると、登校途中で振ってきた牡丹雪で足がびしょびしょになっていました。かなり気持ち悪そうです。下駄箱前でも「校長先生、足が濡れて内履きを履けません。」と困っています。でも、大丈夫です。ランドセルの中には替え用の靴下が入れられています。保護者の皆様、有り難うございました。助かります。これで、朝から気持ちよく学校生活を送ることができます。
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