大海小学校の出来事
百人一首大会
給食後の5時間目に4年生は、「百人一首大会」を行いました。会議室で、先生が上の句を詠むと、「はいっ」と言う声と一緒に手がさっと伸びて札を押さえる音も響きました。しーんとした緊張感の中、一人ひとりの真剣さが伝わってきました。
4年生になると、学校や家で何回も練習を重ねている人とあまり興味のない人ではずいぶん差が出てきます。こうして覚えていることが、高校になってもう少し覚えておけば、古典の授業が楽しくなったのに・・・と後から後悔することもあります。何事もその時どきを一生懸命に頑張ることが最後には自分の財産に結びつきますね。
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雪すかしのボランティア
昨日からうっすらと雪がつもった玄関前の雪すかしを登校時にしていると、「校長先生、お早うございます。私たちも手伝いたいです。」と1年生の女の子が4人やってきて、水分の多い雪をすかしてくれました。「雪って重いな。」と友達と楽しそうに仕事をしている姿を見て、何となく嬉しい気分で1日が始められました。自分から動くことが苦手な大海っ子。こんな子がいっぱい増えるといいですね。豊かな心を育てる学校目標が叶った時間でした。
なお、「雪すかし」という言葉は金沢周辺の方言で、全国的には「雪かき」というのですね。
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今日は問題が多い日
保健室にけがをした子がいるというので、6限目に見に行きました。健康観察のフックに体が接触してちょっと切り傷を負いました。安全な学校を目指している自分にとっては、まだまだ学校としての配慮が不足していると思いまいた。子どもの目の高さでものを見るように心がけ、危険をいち早く察知しなければならないと痛感しています。
けがをしている子を見たあと、違うベッドで寝ている子がいました。友達と口げんかをして足でお腹を蹴られたとのことでした。お互いに嫌な言葉を口にしてだんだんエスカレートして暴力沙汰になったようです。そうなる前に、他の児童が2人を分けることができるよう育てなければなりませんね。給食語いろいろと問題があった日でした。
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校内に落書き
三学期が始まって、大きな問題もなく平穏無事な学校が続いていました。しかり、今日3階の手洗い場で墨で書かれた大きな落書きを見つけました。誰が見ても嫌な言葉が書いてあり、大変ショックを受けました。今日、習行った学年に書いた人がいると思い、早速注意をしました。
小さな学校で、親御さんや地域の目が行き届いた学校では、何でもしてくれることが当たり前のように子どもは感じています。そして、ほとんどの子はのびのびと育っていることも現実です。
ただ、学校全体から見ると、自分から行動をおこし、みんなのために何かをするという実感は子ども達にはあまりありません。学校生活や授業を通して道徳心やボランティア意識を身につけていきたいと思います。
児童や保護者アンケート(学校評価)でも道徳教育の数値が悪く出ています。もっともっと豊かな心を育てたいと、特に思った1日でした。
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運動場の模様
学校の運動場は、雪が降ってだんだん解けてくるときれいな模様が浮き上がります。きっと、暗きょが通っているところが水浸しにならないので、雪が残るのでしょうね。下の写真をご覧いただけると、その内容が分かると思います。
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