こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

大海小学校の出来事

地元ならではの会話

 山手の児童が登校して、玄関で立ち話をしました。「校長先生、これだけみぞれやあられが降ると、紋平柿はだめになるんやて」と5年生男子の言葉でした。「家でも紋平柿を作っているの?」と聞くと、「今年は、さわし方を変えてアルコールからスプレー(ガス)にしました。その方がいいみたいよ。」地元の産物を愛し、自分の家の柿を寄り美味しく召し上がろうとする気持ちが伝わってきました。
 昨日は、集荷センターで3年生が紋平柿をいただいて大事そうに家に持ち帰りました。家族で分け合って美味しくいただいたことでしょう。こういう機会を捉えて、大海地区の良さを実感できればうれしいと思います。紋平柿生産組合のみなさま、3年生に柿を有り難うございました。
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石川県特別支援教育研究協議会

 金曜日は、午後から石川県特別支援教育協議会河北大会に参加しました。そこで、講演会が行われました。講師は、日本理化学工業株式会社会長 大山泰弘氏でした。その会社は、国内シェア30%を持つダストレスチョークメーカーで、従業員の大半を知的障害者を雇用している会社で有名です。数年前に報道ステーションに紹介され、自分も見ていてなんと凄い会社があるのだろうと記憶に残っています。その会社を作った人の講演でした。講演の内容を紙面の関係で紹介できませんが、ご了承ください。ただ、教育に携わる者として印象に残った言葉は、「人は褒めて伸ばす」でした。学校でも家庭でも何か児童は良いことをしたら「褒める」ことですね。褒めることを意識して学校の児童を伸ばしたいと思います。
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かほく市小学校駅伝大会

 昨日、午後4時過ぎにかほく市の小学校6校が河北台中学校に集まり駅伝を行いました。例年ならば、11月3日に石川県西部緑地公園陸上競技場で「いしかわっ子駅伝交流大会」が開かれるのですが、今年はグランドの改修工事のため、かほく市で行うことにしました。あいにくの天気でしたが、第一走者がスタートに立った時に、雨も小降りになり走りやすくなりました。大海小学校の成績は、女子は10チーム中7位、男子は、10チーム中最下位でした。男子は、全員5年生が参加しました。来年は、頑張って大海小学校の根性を見せてほしいですね。
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秋を通り越して冬到来

 月曜日から3日続けて寒い日が続いていますが、学校は、まだ暖房も入っていません。登校してくる子どもたちも幾分うつむき加減で、ポケットに手を入れて来る子が増えました。しかし、冬服の下には半袖の児童も数人います。「子どもは風の子元気な子」と昔から言われるのは、分かるような気がします。
 平地から100m高くなるにつれて、0.6度ずつ気温が下がると中学校で教えられました。平地は雨なのに、校長室から見える宝達山(637m)はうっすらと雪化粧をしています。紋平柿の産地である大海地区は、収穫が終わるまでもう少し良い天気が続いてほしいと祈っています。
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4年生 長柄用水見学

 社会科は、3年居住地区、4年石川県、5年日本全域、6年世界の地域学習になり、だんだん広く世の中を見るようにして系統立てて学習するように配慮されています。
 昨日、雨が降りしきる中、4年生社会科で「長柄用水」を見学しました。長柄用水は、大海川の流域に広がる二ツ屋・長柄町の新田開発のため、享保2年(1717年)に造成され、6年の歳月をかけて1723年に完成した用水です。完成まで大変な苦労や経費、工夫などを生涯学習課の人から教わり、先人の知恵と凄さを学習してきました。
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